FAQ

Q ORiNを使いたいのですが、どうすれば良いですか?
A ORiNには、Ver.1と最新版のVer.2がありますが、ORiNを使うには、どちらもSDK(Software Development Kit)と呼ばれる開発環境(ソフトウェア)が必要です。
以下に、Ver.1とVer.2のSDKの入手方法を示します。SDKの入手後は、それぞれに添付されているドキュメントを参照下さい。また、ORiN協議会主催の技術講習会では、ORiN自身や利用方法のご説明をしておりますので、それらへの参加をご検討ください。
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Q ORiNは無料ですか?
A ORiN(Ver 1対応)のソースコードの提供は、ORiN協議会に有料会員としてご入会いただいた会員に対してのみ行っています。なお、ORiNの仕様に関しては、無料のWeb会員にご登録いただければ、入手できます。詳しくは 入会について をご覧下さい。
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Q なぜネットワークインタフェースの標準化を行うのですか?
A 生産設備であるロボットなどは、機械制御のためにコントローラ内にコンピュータを持ち,種々のデータを処理していますが、その情報を生産管理、設備保守等に生かしていることはありませんでした。
今後は、情報化をすすめるためのインフラとしてネットワークの標準化は重要な技術の一つとして位置づけられており、各種コントローラ内で持っているデータ(位置情報、組付数、不良品数、トルクデータ等)をパソコン上に転送し、そのデータの解析を行い、生産管理、各機器の動作確認、設備診断等を行うことが予想されます。それにより、設備の生産性の向上、さらにはノウハウのデータ蓄積による自動化適用範囲の拡大が期待されるからです。
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Q ORiNは何を標準化しているのですか?
A 各機器のコントローラ内で持っている情報をパソコン上に転送し、そのデータの活用して生産管理、各機器の動作確認、設備診断等を行うためには、各機器及び パソコンにそのデータを取り出す仕組みとそのデータの意味付けを規定する仕組みが必要となります。(この仕組みをインタフェースと呼びます。)
しかし、そのデータを送受信する仕組み(インタフェース)が各メーカでバラバラだと、ユーザは各メーカのロボット毎に別々のソフトが必要になってしまいます。 ORiNではこのパソコンと各機器のコントローラ間通信インタフェースの標準化を行います。すなわち、パソコンのアプリケーションソフトから呼び出すインタフェース仕様、データファイル仕様を共通化し、ユーザ(ソフトハウス)はひとつのソフトを作れば、どの機器ともデータのやり取りが行えるようになります。
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Q ORiNを利用したアプリケーションにはどのようなものが考えられますか?
A ORiNを利用した具体的なアプリケーションの案としては、以下のようなものが考えられます。

  1. 生産管理システム (設備稼動状況表示)
    設備の生産性の状態(生産個数、稼働時間等)を表示
  2. 機器動作モニター (簡易シミュレーション機能)
    機器動作(3Dグラフィック)、I/O動作をパソコン上で視覚化。
  3. 設備保守/診断システム
    異常発生時の機器制御(現在値、電流値)のデータ収集、解析。
  4. 加工/組立データ解析
    外部センサデータ(精度、製品のバラツキ等)等の測定と解析。
  5. 機器動作切り変え
    プログラム起動、変数・I/O変更をパソコンから行う。
  6. 動作命令送信
    パソコンから直接動作命令を送る。
  7. 自動ユーザプログラム更新
    必要な時にパソコンからユーザプログラムを自動的にダウンロード。
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Q ORiNの導入により、どのような効果が有るのですか?
A 以下ようなの経済効果が期待されます。

  1. 製造競争力のアップ
    ノウハウをデータ化することにより生産技術力アップ、自動化による品質の高い労働力の確保が可能となり、国際製造競争力のアップが期待され、その結果、高い生産性の実現が見込まれす。
  2. ロボット市場の拡大
    ロボットの適用工程の拡大により、ロボット市場の拡大が見込まれます。
  3. ロボット市場へのソフト産業の進出
    パソコン上で各社のロボットに共通なアプリケーション作成が可能となり、ロボ ット用アプリケーションへのソフト産業の進出が期待されます。そして、これま でビジネス分野を初めとして種々の分野で開発されている豊かなソフトウェア資 源をロボットの分野に活用できるようになります。
  4. ロボットエンジニアリング産業の創生
    ノウハウをデータ化、パソコン上での各ロボット共通操作環境により、ロボットエンジニアリング、導入コンサルテーション等の新しいロボットサービス産業が、ロボットメーカから独立して創生されます。また、これらは、相互に影響しあい、相乗する経済効果が期待されます。
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Q ORiNをはじめ、オープンネットワークと呼ばれるものがたくさん有りますが…?
A オープンネットワークと呼ばれるものがたくさんありますが、それらのオープン化とORiN が行おうとしているネットワークとは階層が異なっています。例えば、FL-netは実際のハードに近いネットワーク階層ですが、ORiNはよりアプリケー ションに近いところになります。すなわち、ORiNとFL-netは原理的に共存(統合)可能です。また、同様に工場のデータを一括管理するシステムの基 本システムのオープン化の動きとして、OpenMESがあります。これはORiNの上の階層を行っているものです。
Devicenet等の装置(デバイ ス)間通信(ネットワーク)はORiNが対象としてるネットワークの下層にあたります。従って、ORiNと用途、対象が異なり、それぞれ場合に応じて使い 分け、共存するネットワークです。ORiNは世の中の標準を活用しつつ、実際にソフトを使う(アプリケーションソフトを設計する)立場から最も重要である インタフェースの標準化を進めます。
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Q ORiNをもっと良く学びたいのですが?
A ウェブ会員の方は仕様書をご覧ください。有料会員の方には入門書を準備しています。また、年2回程度、講習会を開催する予定ですのでご参加ください。
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Q ORiNはどんな機器と接続できるのでしょう?
A ロボットコントローラ、NC、プログラマブルコントローラなどと接続の実証はされていますが、製品については各社で開発中ですので、しばらくお待ちください。
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Q ORiN SDK Ver 1とVer 2の入手方法?
A Ver.1 入手方法
Ver.2 入手方法
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